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図書カード:No.49680

作品名:
作品名読み: かげ
副題: (一幕)
副題読み: (ひとまく)
作品集名:
作品集名読み:
著者名: 岡本 綺堂

作品データ

分類: NDC 912
作品について: 日が暮れた頃に炭焼き小屋を訪ねてきた旅人を、なぜかやたらと怖がる子ども。最初は暖かくもてなす大人たちだが、果たしてこの旅人の正体は? 本作は小説「木曽の旅人」の戯曲版。「木曽の旅人」では猟師仲間の役を気の強い芸妓のおつやに置き換えてある。終盤、おつやの態度が急変するあたりが舞台の見どころであろうか。(え)
初出: 「舞台」1936(昭和11)年7月号
文字遣い種別: 新字新仮名
備考: この作品には、今日からみれば、不適切と受け取られる可能性のある表現がみられます。その旨をここに記載した上で、そのままの形で作品を公開します。(青空文庫)

作家データ

分類:著者
作家名: 岡本 綺堂
作家名読み:おかもと きどう
ローマ字表記:Okamoto, Kido
生年:1872-11-15
没年:1939-03-01
人物について: 劇作家、小説家。本名は敬二、別号に狂綺堂。イギリス公使館に勤めていた元徳川家御家人、敬之助の長男として、東京高輪に生まれる。幼くして歌舞伎に親しみ、父の影響を受けて英語も能くした。東京府立一中卒業後、1890(明治23)年に東京日日新聞に入社。以来、中央新聞社、絵入日報社などを経て、24年間を新聞記者として過ごす。この間、1896(明治29)年には処女戯曲「紫宸殿」を発表。岡鬼太郎と合作した「金鯱噂高浪(こがねのしゃちうわさのたかなみ)」は、1902(明治35)年に歌舞伎座で上演された。江戸から明治にかけて、歌舞伎の台本は劇場付きの台本作家によって書かれてきたが、明治半ばからは、坪内逍遥ら、演劇界革新の担い手に新作をあおいだ〈新歌舞伎〉が台頭する。二世市川左団次に書いた「維新前後」(1908年)、「修禅寺物語」(1911年)の成功によって、綺堂は新歌舞伎を代表する劇作家となった。1913(大正2)年以降は作家活動に専念し、生涯に196篇の戯曲を残す。コナン・ドイルのシャーロック・ホームズ物を原著でまとめて読んだのをきっかけに、江戸を舞台とした探偵小説の構想を得、1916(大正5)年からは「半七捕物帳」を書き始めた。 wikipediaアイコン岡本綺堂

底本データ

底本:飛騨の怪談 新編 綺堂怪奇名作選
出版社:メディアファクトリー
初版発行日:2008(平成20)年3月5日
入力に使用:2008(平成20)年3月5日初版第1刷
校正に使用:2008(平成20)年3月5日初版第1刷

工作員データ

入力者: 川山隆
校正者: 江村秀之

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