図書カード:No.946
作品名: | 善の研究 |
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作品名読み: | ぜんのけんきゅう |
著者名: | 西田 幾多郎 |
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作品データ
分類: | NDC 121 |
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作品について: |
1911年(明治44)1月、弘道館より刊行。 自身の参禅の経験に基づいた主客未分の〈純粋経験〉の世界を実在の根本実相と観ずる立場から知と世界を論じた処女作。この後34年にもわたる自身の哲学的格闘の原点的作品であり、「西田哲学」独自の考え方や問題が素朴かつ端的に打ち出されている。(nns) 「善の研究」 |
初出: | 「善の研究」弘道館、1911(明治44)年2月6日発行 |
文字遣い種別: | 新字新仮名 |
備考: |
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作家データ
分類: | 著者 |
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作家名: | 西田 幾多郎 |
作家名読み: | にしだ きたろう |
ローマ字表記: | Nishida, Kitaro |
生年: | 1870-06-17 |
没年: | 1945-06-07 |
人物について: | 石川県生まれ。1896(明治29)年に金沢の第四高等学校講師、次いで教授となった。1911年(明治44)に発表した「善の研究」で、その西洋哲学と充分比肩しうる独創性で日本の思想界に衝撃を与える。その後も西田は「善の研究」の〈純粋経験〉の立場に長年にわたり厳しい批判を重ね、ついに〈場所の論理〉に到達する。その後、マルクス主義の台頭を睨みつつ〈歴史的現実世界〉の問題と取り組み、〈場所〉を〈弁証法的世界〉として具体化し、〈絶対矛盾的自己同一的世界の自己限定〉として〈歴史的実在〉の世界をとらえる立場を展開した。 近年になって脱構築の流れに乗って世界的な再評価が進んでいる哲学家の一人である。(nns) 「西田幾多郎」 |
底本データ
底本の親本: | 善の研究 |
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出版社: | 岩波書店 |
初版発行日: | 1937(昭和12)年改版 |
底本: | 善の研究 |
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出版社: | 岩波文庫、岩波書店 |
初版発行日: | 1950(昭和25)年 1月10日、1979(昭和54)年10月16日第48刷改版 |
入力に使用: | 1999(平成11)年10月25日第86刷 |
工作員データ
入力者: | nns |
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校正者: | かとうかおり |
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