図書カード:No.1261
作品名: | デパートの絞刑吏 |
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作品名読み: | デパートのこうけいり |
著者名: | 大阪 圭吉 |
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作品データ
分類: | NDC 913 |
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作品について: | 宿直に当たっていたデパートの貴金属部店員が、無惨な墜落死体となって、早朝発見された。頸部には、絞殺の跡が。肋骨はへし折られ、惨殺の後、屋上から投げ落とされたものと推察された。死体の落下点付近には、一昨日貴金属売場から消えた商品の一つ、ダイヤ混じりの高価な真珠のネックレスが。強大なる力で店員を絞め殺し、遺体を投げ捨て、犯行現場と見られる屋上から、足跡一つ残さず消え去った犯人は、何ものか? 絞刑吏は如何にして被害者を屠ったか、その謎解きに焦点を絞った、正攻法の短篇ミステリー。(大野晋) |
文字遣い種別: | 新字新仮名 |
備考: |
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作家データ
分類: | 著者 |
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作家名: | 大阪 圭吉 |
作家名読み: | おおさか けいきち |
ローマ字表記: | Osaka, Keikichi |
生年: | 1912-03-20 |
没年: | 1945-07-02 |
人物について: | 1912.3.20~1945.7.2。昭和初期に活躍した、探偵小説家。理詰めの謎解きに焦点を絞った、骨太の短篇を残した。本名は鈴木福太郎。愛知県新城市の旧家に生まれ、日本大学商業学校を卒業。1932(昭和7)年、作家、甲賀三郎の推薦を得て、雑誌「新青年」に『デパートの絞刑吏』を発表し、小説家としてデビューする。新城で役場勤めを続けながら、『死の快走船(『白鮫号の殺人事件』を改変改題)』『気狂い機関車』『とむらい機関車』等を発表。後には、ユーモア小説、スパイ小説、捕物帳へと方向を転じた。1942(昭和17)年、上京して日本文学報国会に勤務しながら、作家活動の本格化を目指すが、翌年応召。1945(昭和20)年、フィリピン、ルソン島にて戦病死。享年33歳。ペンネームは、大阪圭吉の他、大坂圭吉とも書く。 「大阪圭吉」 |
底本データ
底本: | 本格推理展覧会 第三巻 凶器の蒐集家 |
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出版社: | 青樹社文庫、青樹社 |
初版発行日: | 1996(平成8)年3月10日 |
工作員データ
入力者: | 大野晋 |
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校正者: | はやしだかずこ |
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