図書カード:No.398
作品名: | いのちの初夜 |
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作品名読み: | いのちのしょや |
著者名: | 北条 民雄 |
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作品データ
分類: | NDC 913 |
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作品について: | 現在では治療方法が確立されたハンセン病(癩病)だが、昭和初期では不治の病とされ、患者は一般社会から隔離されて専門の施設に隔離された。癩病と診断されることが、即ち生きながらの死亡宣告のような意味を持っていたのである。自身も癩病患者であった作者の体験的な作品「いのちの初夜」は、癩病院への入所という絶望の中から不死鳥のような命の叫びを感じさせてくれる。昭和11年雑誌「文学界」2月号に発表された本作品は大反響を呼び、文学界賞を受賞、英・独語にも翻訳されている。(大野晋) 「いのちの初夜」 |
初出: | 「文学界」1936(昭和11)年2月号 |
文字遣い種別: | 新字新仮名 |
備考: |
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作家データ
分類: | 著者 |
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作家名: | 北条 民雄 |
作家名読み: | ほうじょう たみお |
ローマ字表記: | Hojo, Tamio |
生年: | 1914-09-22 |
没年: | 1937-12-05 |
人物について: | 大正3(1914)年生まれ。20歳のときハンセン病を発病。昭和9(1934)年、療養所に入院し、この頃から創作に専念する。同年、川端康成に師事。昭和11年、「いのちの初夜」を「文学界」に発表し「文学界賞」を受け多くの作品を発表するが、翌年(1937年)、腸結核で24歳の生涯を閉じた。代表作に「いのちの初夜」「癩院受胎」。(大野晋) 「北条民雄」 |
底本データ
底本: | いのちの初夜 |
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出版社: | 角川文庫、角川書店 |
初版発行日: | 1955(昭和30)年9月15日、1979(昭和54)年7月30日改版18版 |
工作員データ
入力者: | もりみつじゅんじ |
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校正者: | 大野晋 |
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