図書カード:No.43178
作品名: | 安吾巷談 |
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作品名読み: | あんごこうだん |
副題: | 07 熱海復興 |
副題読み: | 07 あたみふっこう |
作品集名: | |
作品集名読み: | |
著者名: | 坂口 安吾 |
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作品データ
分類: | NDC 914 |
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作品について: |
戦後間もない時期の世相を活写した、ルポルタージュ。1950(昭和25)年1月号から12月号にかけて、「文藝春秋」に連載された。前年2月から4月にかけて、作者は、睡眠薬(アドルム)中毒の治療のため、東大病院精神科に入院したが、この作品も、織田作之助や田中英光が深くはまり込んだ、戦後の薬物濫用事情から始まる。コミンフォルム批判。競輪。焼け跡のマーケット。熱海大火。ストリップ…。連載中の、6月25日、朝鮮戦争が始まった。翌1951(昭和26)年、「安吾巷談」は文藝春秋読者賞を受賞。(雷太) 「01 麻薬・自殺・宗教」 「02 天光光女史の場合」 「03 野坂中尉と中西伍長」 「04 今日われ競輪す」 「05 湯の町エレジー」 「06 東京ジャングル探検」 「07 熱海復興」 「08 ストリップ罵倒」 「09 田園ハレム」 「10 世界新記録病」 「11 教祖展覧会」 「12 巷談師退場」 |
初出: | 「文藝春秋 第二八巻第八号」1950(昭和25)年7月1日 |
文字遣い種別: | 新字新仮名 |
備考: |
この作品には、今日からみれば、不適切と受け取られる可能性のある表現がみられます。その旨をここに記載した上で、そのままの形で作品を公開します。(青空文庫)
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作家データ
分類: | 著者 |
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作家名: | 坂口 安吾 |
作家名読み: | さかぐち あんご |
ローマ字表記: | Sakaguchi, Ango |
生年: | 1906-10-20 |
没年: | 1955-02-17 |
人物について: | 小説家。本名は炳五(へいご)。新潟市西大畑町に生まれる。幼稚園の頃より不登校になり、餓鬼大将として悪戯のかぎりを尽くす。1926(大正15)年、求道への憧れが強まり、東洋大学印度哲学科に入学するも、過酷な修行の末、悟りを放棄する。1930(昭和5)年、友人らと同人雑誌「言葉」を創刊、翌年6月に発表した「風博士」を牧野信一に絶賛され、文壇の注目を浴びる。その後、「紫大納言」(1939年)などの佳作を発表する一方、世評的には不遇の時代が続いたが、1946(昭和21)年、戦後の本質を鋭く把握洞察した「堕落論」、「白痴」の発表により、一躍人気作家として表舞台に躍り出る。戦後世相を反映した小説やエッセイ、探偵小説、歴史研究など、多彩な執筆活動を展開する一方、国税局と争ったり、競輪の不正事件を告発したりと、実生活でも世間の注目を浴び続けた。1955(昭和30)年2月17日、脳溢血により急死。享年48歳。小説の代表作は「紫大納言」「真珠」「白痴」「桜の森の満開の下」「夜長姫と耳男」など。エッセイの代表作は「FARCEに就て」「文学のふるさと」「日本文化私観」「堕落論」「教祖の文学」など。(J.M) 「坂口安吾」 「アントン・チェーホフ」 --> |
底本データ
底本: | 坂口安吾全集 08 |
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出版社: | 筑摩書房 |
初版発行日: | 1998(平成10)年9月20日 |
入力に使用: | 1998(平成10)年9月20日初版第1刷 |
校正に使用: | 1998(平成10)年9月20日初版第1刷 |
底本の親本: | 文藝春秋 第二八巻第八号 |
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出版社: | |
初版発行日: | 1950(昭和25)年7月1日 |
工作員データ
入力者: | tatsuki |
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校正者: | 宮元淳一 |
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