図書カード:No.43802
作品名: | 死者の書 |
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作品名読み: | ししゃのしょ |
副題: | ――初稿版―― |
副題読み: | ――しょこうばん―― |
作品集名: | |
作品集名読み: | |
著者名: | 折口 信夫 |
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作品データ
分類: | NDC 913 |
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作品について: | 1939(昭和14)年に「日本評論」第14巻第1号―3号に掲載された初稿版の「死者の書」。「死者の書」「死者の書(正篇)」「死者の書(終篇)」に分かれている。青空文庫で公開されている角川書店版「死者の書」(旧字旧仮名)とはかなり内容が異なっている。(門田裕志) 「死者の書」 「死者の書」は以下のような版が刊行されている。(門) 1939(昭和14)年1月~3月 「日本評論」第14巻第1号~3号に連載(「死者の書 ――初稿版――」) 1943(昭和18)年 青磁社より「死者の書」刊行 1947(昭和22)年 角川書店より「死者の書」刊行(「死者の書」) 1954(昭和29)年6月5日 「折口信夫全集 第廿四巻」収録 1967(昭和42)年10月25日 「折口信夫全集 第廿四巻」収録(「死者の書」) 1989(平成元)年4月1日 「昭和文学全集第4巻」収録(「死者の書」) 1997(平成9)年5月 「折口信夫全集27」収録 1999(平成11)年6月18日 「死者の書・身毒丸」刊行(「死者の書」) 2004(平成16)年6月18日 「初稿・死者の書」刊行(「死者の書 ――初稿版――」) |
初出: | 「日本評論 第14巻第1号、第2号、第3号」日本評論社、1939(昭和14)年1月号、2月号、3月号 |
文字遣い種別: | 新字旧仮名 |
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作家データ
分類: | 著者 |
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作家名: | 折口 信夫 |
作家名読み: | おりくち しのぶ |
ローマ字表記: | Orikuchi, Shinobu |
生年: | 1887-02-11 |
没年: | 1953-09-03 |
人物について: | 創作では釋迢空を使用。大阪の医師の家に生れるが、父親の放蕩により家計が傾く。苦労の末、東京の国學院大學へ進学し卒業後教鞭をとる。 民俗学者柳田国男に「沖縄行き」を勧められて、当地に残る古の「型」「もの」に感動し、なかなか東京へ帰らなかった。そこで得たことが民俗学者折口信夫の基礎となる。天性の文学的才能が加味し、折口は大胆にも「まれびと」「貴種流離譚」など、独自の言葉を駆使しその論文を発表。 最初、そうした言葉を心よく思わなかったのは、師の柳田国男である。しかし折口は柳田を生涯にわたり尊敬し続けた。 折口の興味は、民俗学に留まらず、国文学の発生にまで及んでいる。それらのほとんど「口術筆記」の形をとっていた。書き手(聞き手)は、折口の頭の回転の速さと独特の言い回しでついていくことに閉口したという。 生活能力に乏しい折口が公私共に信頼をおいていた弟子の藤井春洋を養子としたが、それは春洋本人は知らぬことであった。柳田国男が保証人であるその養子縁組を知ることなく、春洋は硫黄島へ出征してしまっていた。 間もなく折口の下へ春洋の訃報が届いた。今、折口は、遺言通り、春洋の故郷である能登の羽咋で春洋の隣に半分だけ眠っている。もう半分は、大阪の折口家代々の墓で眠っている。(まれびとプロジェクト) 「折口信夫」 |
底本データ
底本: | 初稿・死者の書 |
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出版社: | 国書刊行会 |
初版発行日: | 2004(平成16)年6月18日 |
入力に使用: | 2004(平成16)年6月18日初版第1刷 |
校正に使用: | 2004(平成16)年6月18日初版第1刷 |
工作員データ
入力者: | kompass |
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校正者: | 門田裕志 |
校正者: | 小林繁雄 |
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